つみたてNISAの棚卸!再検討は必要か?

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つみたてNISAを初めて12月末で2年になります。始める時には10年ぐらいほっとけるつもりで充分検討して始めているのですが、現時点でも当時の選択が間違っていなかったか確認してみることにしました。

現時点の実績

12月8日時点の実績は以下のとおりです。世界的に株価が最高値を更新している状況とはいえ、これだけのパフォーマンスなら全く問題ないですね。

日付 取引値 投資金額 評価額 損益 損益%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 14,164 398,768 487,195 +88,427 +22.18%
eMAXIS Slim先進国株式インデックス 14,391 373,739 438,356 +64,617 +17.29%

現時点の人気ファンドを確認

とはいえ、念のためちゃんと棚卸しないとね。
ということで私がつみたてNISAをしている楽天証券の積立ランキングを確認してみました。

ファンド名 委託会社 分類
eMAXISSlim米国株式(S&P500) 三菱UFJ国際 米国株式
eMAXISSlim全世界株式(オール・カントリー) 三菱UFJ国際 全世界株式
楽天・全米株式インデックス・ファンド 楽天 米国株式
eMAXISSlim先進国株式インデックス 三菱UFJ国際 先進国株式
eMAXISSlim新興国株式インデックス 三菱UFJ国際 新興国株式
楽天・全世界株式インデックス・ファンド 楽天 全世界株式
eMAXISSlim全世界株式(除く日本) 三菱UFJ国際 全世界株式
ひふみプラス レオス・キャピタルワークス 国内株式
eMAXISSlimバランス(8資産均等型) 三菱UFJ国際 バランス
ニッセイ外国株式インデックスファンド ニッセイ 先進国株式

私がつみたてNISAで買っている「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は3位に、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は4位にランクインしています。

それにしてもeMAXIS Slimシリーズは強いですね。10本中6本がeMAXIS Slimシリーズです。

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」でも、4本ランクインしている人気シリーズです。信託報酬の安さにこだわったファンドだけあって沢山の人にうけいれられているようです。ちなみに「Fund of the Year 2020」は、2021年1月16日土曜日にオンラインイベントで発表されるとのことです。


「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2019」


「Fund of the Year 2019」にも、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は6位に、「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」は3位に入っています。ほっ。

それにしても「楽天・全米株式インデックス・ファンド」よりも「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」の方が、楽天証券の現在のランキングでも「Fund of the Year 2019」でも上位に来ているのが気になるところですね。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」の比較

つみたてNISAを始める2年前にも「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」と比較したのですが、もう一度比較しなおすことにしました。

信託報酬

eMAXIS Slimシリーズは、信託報酬の安さにこだわったファンドで「業界最低水準の運用コスト」を目指したファンドです。なので信託報酬の安さはインデックスファンドの中でも最安レベルです。

ファンド名 信託報酬
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162%
eMAXISSlim米国株式(S&P500) 0.0968%

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の0.162%というのも充分安いのですが、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」はそれを上回る安さです。もちろん、信託報酬の差が大きいという訳ではなく、パフォーマンスの違いで充分逆転できるので、どちらがいいかは難しいところです。

投資対象

ファンド名 対象 銘柄数
楽天・全米株式インデックス・ファンド アメリカ株 4,000
eMAXISSlim米国株式(S&P500) S&P 500

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は、バンガード・トータル・ストック・マーケットETF」に投資していて、このETFはアメリカ株式市場のほぼ全ての銘柄約4,000社を対象にしています。
一方で「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」は、S&P500(Standard & Poor’s 500)という大型株約500社のみに投資します。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」でいうと楽天の1/8ですが、この500社で約80%をカバーしています。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」は中小型株を含んでいる分、株価が上がる可能性も下がる可能性もあり、一方で「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」は大型株のため安定しています。ただしどちらも分散投資しているので、その差は小さいです。

純資産額

純資産額は「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」の方が多いです。「楽天・全米株式インデックス・ファンド」の設定日が2017.09に対して、「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」が2018.07であることを考えると、非常に勢いのあるファンドだともいえます。

ファンド名 純資産額
楽天・全米株式インデックス・ファンド 1677億円
eMAXISSlim米国株式(S&P500) 2163億円

騰落率

ネットでグラフを調べてみると分かるのですが、正直どっちがどっちか分からないぐらい同じ傾向です。まあどちらもアメリカ株に投資しているので、そうなるのは当然ですが・・・

同じような値動きといっても上げ下げの幅は異なっているので、10年・20年先には違いがでてくる可能性ももちろんありますので慎重に検討しましょう。

つみたてNISAの運用商品を変更する際の注意点は?

では次につみたてNISAの運用商品変更について検討してみましょう。

つみたてNISAは長期間にわたってコツコツの積立していくものですが、積立の途中でより良いファンドが出てきたらどうすべきでしょう。

購入ファンドの変更

つみたてNISAの購入ファンドを変更するには、今まで購入していたファンドの新規購入を停止し、新たに別のファンドを購入すればよいだけです。毎年の非課税枠の40万円以内であれば、自由に変更できます。ただし既に購入して運用中のファンドの残高は変更になりません。

購入ファンドの預替

既に購入して運用中のファンドの一部または全部を売って、得た資金で新たに別のファンドを購入することを「預替」や「スイッチング」といいます。つみたてNISAには毎年40万円までの非課税枠がありますが、保有しているファンドを売っても非課税枠は増えませんし、売却して得た資金で投資信託を新たに購入すれば、その購入金額分の非課税枠は減ってしまいます。

整理すると、つみたてNISAの場合は、ファンドの見直しをする際に、今後積み立てていくファンドを変更することは簡単ですが、これまで積み立てたファンドを「スイッチング」することはほぼ現実的ではないのです。

またファンドを変更するのも、今後10年・20年先の値上がりが見込めないと分かっている場合はともかく、そうでない場合は、値下がりしている時こそきっちりと継続して積み立てていくべきものですのであまり頻繁に変えるべきではないと思います。

私個人の考えとしては、変更するとしても「株式」「米国」といった同じ分類内で別のファンドに変更するぐらいにとどめるべきだと思います。

つみたてNISAの再検討まとめ

「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」のつみたてNISAを初めて2年になります。どちらも、自分としては充分満足できるパフォーマンスですし、人気の高いファンドです。

「eMAXISSlim米国株式(S&P500)」は「楽天・全米株式インデックス・ファンド」よりも人気が高いのですが、将来的にパフォーマンスが楽天を上回るかどうかはなんとも言えないところです。

同じ「米国株式」に属するファンドなので変更も考えたのですが、今回は見送りです。2021年も「楽天・全米株式インデックス・ファンド」と「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」の2本で、今以上のパフォーマンスが出るよう神頼みしておくことにします。


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