新型コロナウィルスの中でも「デルタ株」が世界で猛威を振るっている状況です。
「デルタ株」が最初に確認されたインドでは、4月下旬に感染爆発が起き1日40万人が感染する事態となりましたが、現在では、インド全体の抗体保有率が70%に達し、「集団免疫」によって感染者数が激減しているようです。
他の先進国では今後もコロナによる経済への影響が懸念されますが、インドは経済活動の再開が急速に進んでいるようで、新たな変異株の影響を受けなければ経済成長の鈍化の影響も小さくなりそうな見込み、インド株の投資には追い風ですね。
インド投資をオススメする理由
人口増加
インドの人口増加は著しく、2025年頃には世界一となる見込みです。
更にインドの年齢の中央値が29.8歳と、他の国と比較しても若く、今後「働き手」が「子ども+高齢者」の2倍以上となる人口ボーナス期に突入するのも特徴です。
人口増加と豊富な労働力により、インド経済は今後更に成長すると考えられます。
高い経済成長率
インドは中国を凌ぐ高い経済成長率が続く予測で、2050年には世界で第2位の経済大国になると予想されています。インフラ投資の拡大や中間所得層の増加による経済成長も見込まれています。
インドのシリコンバレー
インドのバンガロールはGoogleやMicrosoftといった世界有数のIT企業が開発拠点があり、ITビジネスの中心地として世界的に注目されています。スタートアップ企業も多数設立されていて、設立10年未満で企業価値が10億米ドルを上回るユニコーン企業も多数あります。
インド株の投資信託のオススメ
インド株ファンドは多数ありますが、全てがアクティブファンドになっていて、残念ながらインデックスファンドは存在しません。
ですので、信託報酬が1%以上、2%を超えるものも当たり前ですので、より大きなリターンを出さないと損することになります。
新生・UTIインドファンド
今回ご紹介するファンドの中でもっともリターンの高いファンドです。
新生・UTIインドファンドは2006年に設定され設定来のリターンは212.24%あり、信託期限は無期限となっているので長期投資にはぴったりのファンドではないでしょうか。
買付手数料も楽天はノーロード、SBI証券もネットだとノーロードです。
純資産: 36,067百万円
信託報酬: 1.2540%
レーティング: ☆5
iTrustインド株式
2018年4月に設定された新しいファンドですが、信託報酬の安さが魅力でインド株式に投資する信託では業界最低水準です。
買付手数料も楽天とSBI証券のどちらもノーロードです。
純資産: 3,049百万円
信託報酬: 0.8998%
レーティング: ☆4
高成長インド・中型株式ファンド
インドの取引所に上場している中型株式を中心に投資を行っており、大きく成長することが見込まれます。償還日が2027.03.01と先が見えているのでこれからの長期投資には不向きかと思います。
純資産: 61,912百万円
信託報酬: 1.1605%
レーティング: ☆4
インド株のETFのオススメ
こちらはETFですが参考にご紹介します。
NEXT FUNDS インド株式指数上場投信
インド市場の代表的指標であるNifty50指数に選定された50銘柄にまとめて投資する形のETFです。
信託報酬: 1.045%
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