SeesaaブログからWordPressへの引っ越し手順まとめ

ブログ環境

ブログを始める際は、無料ブログで始めたという人は多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人です。
ネットで調べて、無料ブログを使う際のSEOの観点でのデメリットは理解していたのですが、「自分は本当にブログを継続できるのか?」「レンタルサーバーを借りれるだけの利益を出せるのか?」との懸念から、最初は無料ブログのSeesaaを利用しました。

その後、ブログ継続と収益化の目途が立ったので、2018年3月に主力のサイトを、そして2019年1月にこのサイトをWordPressに移行しました。

移行する上ではGoogleのサイトに対する評価を落としたり、サイトが2つあるとみなされることなく移行する必要があります。

ネットを検索すると、移行手順を説明したページが多数あります。私はいくつかのサイトの移行記事を最初から最後まで読み込んだ上で、自分で納得できる作業手順に置き換えて実施しました。

作業の大きな流れは同じでも、細かなやり方は人それぞれに考え方の違いが出てくるかと思います。自分の方法がベストというつもりはありませんし、かなり「べた」な力技だと自分でも思っているところもあります。

参考にされる方には申し訳ありませんが、必ず上手くいく保証は無く、責任は負いませんので、自己責任でお願いします。

WordPress側の作業 その1

WordPressを準備する

移行先となるレンタルサーバーと契約し、WordPressをインストールします。

レンタルサーバー事業を行っている会社は多数あります。どこと契約するかも後々重要になってきますので、十分に調査して選択されることをお勧めします。

私は、エックスサーバーを利用しています。

平行して独自ドメインを取得することになり、こちらも私はエックスサーバー株式会社のエックスドメインというドメイン取得サービスを使用しています。

レンタルサーバーの契約とドメインの取得が完了すれば、WordPressをインストールします。

ここまでの一連の手順については以下に詳しく説明していますので、ご参考にして下さい。

『エックスサーバー』の申込み手順
『エックスサーバー』の料金の支払い設定手順
『エックスドメイン』のドメイン取得手順
『エックスサーバー』にドメインを登録する手順
『エックスサーバー』のキャンペーンドメイン取得手順
『エックスサーバー』にMySQLデータベースを設定する手順
『エックスサーバー』にWordPressを自動インストールする手順

WordPressをnoindexにする

Seesaaaの記事をWordpressにインポートすると、Googleからは同じサイトが二つあると見なされてしまいます。そうならないようにするために、Wordpressの設定を変更します。

WordPressの管理画面左のメニューから
「設定」⇒「表示設定」⇒「検索エンジンでの表示」の”検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする”にチェックを入れ、[変更を保存]ボタンをクリックします。



これ以降、Seesaa側でリダイレクトする設定が完了するまでは、Wordpress側はインデックスしない状態のままです。

WordPressのパーマリンク設定を変更する

WordPressにはパーマリンク設定をすることで、ドメイン以下のそれぞれのページの命名規則を設定することができます。例えば、投稿した日付毎、作者毎にサブディレクトリを分けて、その下に記事のIDやタイトルで記事を作成するといったルールを設定することになります。この命名規則を上手く定義することで、後々のアクセス解析などの時にURLからどのページの事なのかが容易に想像できるか、全く意味不明かの違いが出てきます。

私は、記事のカテゴリ毎にサブディレクトリを分けるのが最も分かりやすいと考えているので、以下の設定をしています。

WordPressの管理画面左のメニューから
「設定」⇒「パーマリンク設定」で、「カスタム構造」を選択し、「/%category%/%postname%/」と指定し、[変更を保存]ボタンをクリックします。



私が参考にした全ての移行記事でパーマリンク設定を「/%postname%」と設定することを勧めています。
この設定は記事タイトルをURL名に使うことになるのですが、この設定にすることで後のリダイレクト作業が非常に簡単になるためです。

移行作業に手間を掛けないことを優先するのであれば「/%postname%」と設定することをお勧めします。

Seesaa側の作業 その1

Seesaaブログから記事をエクスポートする

シーサーブログの管理画面から「設定」をクリックし、設定画面の「その他設定」の下にある「エクスポート」をクリックします。

文字コードは「UTF-8」を指定します。取得範囲は、全データを移行するのであれば、全期間を指定します。コメントやトラックバック、タグをは必要に応じて指定します。生成対象カテゴリも、同じように全データを移行するのであれば、「すべて」を指定します。(私は念のため各カテゴリも選択しました。)



この時、パーマリンク設定を「/%postname%」と設定しリダイレクト作業を簡易化するのであれば、エクスポートする前に、記事タイトルを『全角22文字以内にする』『全角の英数字は半角に変更する』『半角スペースは削除する』といった修正が必要となります。さらにエクスポート後のファイル中の「BASENAME: 数字.html」という行(記事数分存在します)を削除する必要があります。

WordPress側の作業 その2

インポート用プラグインをインストールする

Seesaaのエクスポートファイルをインポートするには、[Movable Type・TypePad インポートツール]を使用します。Wordpressの初期状態ではインストールされていませんので、インストールします。

WordPressに記事をインポートする

「Seesaaブログから記事をエクスポートする」によりエクスポートした記事をWordPressにインポートします。

WordPressの管理画面左のメニューから
「ツール」⇒「インポート」を選択し、表示されるインポート画面で「Movable Type and TypePad」の下の[インポーターの実行]をクリックします。



Movable Type もしくは TypePad のインポート画面で[ファイルを選択]ボタンをクリックし、インポートするファイルを指定した後に、[ファイルをアップロードしてインポート]をクリックします。



投稿者の割り当て画面になるので、WordPressでの投稿者を指定して「実行」をクリックします。



インポートが実行されます。
私はエラーが出た事はありませんが、インポートできない記事があれば、エラーが出ると思われますので、エラー内容に応じて必要な対応をとります。



インポートした記事を修正する

これで、一通り記事がインポートされ、サイト内で表示される状態になっていますが、一応表示されているレベルです。記事一つ一つに対して以下の修正をしていきます。

これが大変な作業(その1)です。

パーマリンクの指定

私は、後の管理の時の分かりやすさを考えてパーマリンク設定を「/%category%/%postname%/」と指定しています。

ですので、まずカテゴリーを定義した上で、全ての記事のパーマリンクを手で修正していく必要があります。

手間がかかりますが、引っ越しの際に一気にパーマリンクを綺麗に整理した上で、リダイレクトの設定と内部リンクのURL修正をした方が、後になって変更することと比べ一度の手間で済みます。

見出しタグ(heading tag)の修正

Seesaaブログでは、h1タグはブログタイトル用、h2タグは記事タイトル用、記事内での最上位はh3となります。一方でWordpressでは、h1タグは記事タイトル用、記事内での最上位はh2となります。つまりSeesaaブログで作った記事をWordpressに移行する際は、見出しタグを1レベル上げる必要があります。

文字列置換をh3, h4, …の順に実施すれば一括で置換できるはずですが、念のため確認が必要です。

内部リンクのURL修正

インポートしただけでは内部リンク先は全てSeesaaブログのURLとなっていますので、WordPressのURLに修正していく必要があります。WordPressのパーマリンクを1件1件手で設定しているので、それに合わせて内部リンクのURLも手で修正することになります。

画像ファイルのURL修正

画像ファイルのURLは全てSeesaaブログのURLとなっていますので、Seesaaのサイトを閉鎖しない限りはこのままでも問題なく表示されます。急ぐ必要はないのですが、忘れないよう移行のタイミングで全ての画像をWordpress側にアップロードしなおして、URLも修正しておく方が良いでしょう。

Seesaa側の作業 その2

SeesaaブログからWordPressにリダイレクトする

SeesaaブログからWordPressにリダイレクトするのですが、リダイレクト先のWordPressで「パーマリンク設定」を「/%category%/%postname%/」と指定しているので記事毎に個別にリダイレクトを設定する必要があります。

以下は、ある記事での設定の一例ですが、全ての記事に対して同じ記載を記事に冒頭に書くことになります。これが大変な作業(その2)です。



上の赤枠の中に記述しているコードは以下の通りです。
これはサイトの訪問者に向けたメッセージで、サイトが移転したことを告げるためのものです。

下の赤枠の中に記述しているコードは以下の通りです。
こちらがリダイレクト処理になります。

1行目: <link rel=”canonical” href=”WordPressのURL” />
重複記事を防ぐために使用します。この記事の「正」となるのは”WordPressのURL”であることを宣言しています。canonical(カノニカル)と呼ばれます。

2行目: <meta http-equiv=”refresh” content=”3; url=WordPressのURL” />
自動的に指定したURLに移動させるのに使用します。content=”3“と書くことで3秒後に移動します。meta refresh(メタリフレッシュ)と呼ばれます。

リダイレクトを確認する

念のため、Seesaaブログの記事にアクセスし、3秒後に自動的にWordpressの記事に移動することを確認します。出来ればPCとモバイルの両方で確認しましょう。

Seesaaをnoindexにする

リダイレクトが問題無いことを確認したら、検索エンジンがSeesaaのサイトをインデックスしないようにする設定をします。
これはSeesaaブログのデザインメニューから、PCとスマホそれぞれ用に設定します。

PCの設定

[デザイン] ⇒ [PC] ⇒ [CSS/HTML編集]とクリックし、使用しているデザインタイトルをクリックします。
HTML編集をクリックし、<head>~</head>の間に以下のコードを記載します。



スマホの設定

[デザイン] ⇒ [スマートフォン] ⇒ [コンテンツ]とクリックし、[自由形式]をヘッダにドラッグ&ドロップします。



自由形式を編集状態にし、エディタに以下のコードを記載します。



WordPress側の作業 その3

WordPressのnoindexを外す

Seesaa側でリダイレクトする設定が完了したので、Wordpress側はインデックスするようにします。

WordPressの管理画面左のメニューから
「設定」⇒「表示設定」⇒「検索エンジンでの表示」の”検索エンジンがサイトをインデックスしないようにする”のチェックを外し、[変更を保存]ボタンをクリックします。



ASPのサイトURL変更

WordPressに移設したことでサイトのURLが変更となっていますので、ASPのサイト登録の内容を変える必要があります。

ただし、この設定変更によりSeesaaブログのURLはASPに登録されてない事になりますので、SeesaaのURLで成果が発生したとしてもASPではカウントされない可能性が出てきます。

実際のところはASP側の扱い次第なのでなんとも言えませんが、サイトの移行が終わるまでの2,3週間程は一時的に成果金額が減る可能性があります。

私はこの課題は「仕方ないかな」と思いあきらめました。2019年1月に引っ越したこのサイトはまだ売上らしい売上はありませんし、2018年3月に引っ越したサイトも「主力」とは言っても売上は小さかったですから。

成果金額が減ることが気になるのであれば、新旧両サイトを登録するなどを試してみては如何でしょうか。

さいごに

以上でSeesaaブログからWordPressへの引っ越しは終わりです。
お疲れ様でした。

暫くの間は、Googleの検索順位の変化やPV数を普段以上にチェックするようにして下さい。

2018年3月にこの手順で引っ越した時のサイトのSearch Consoleの状況は以下をご覧下さい。
[114日目]独自ドメインへの引っ越し完了

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