海外プリペイドカードまたはトラベルプリペイドカードがあれば、海外旅行や留学の際に海外ATMで現地通貨を引き出したり、ショッピングに使用することができます。
海外プリペイドカードのメリット
多額の現金を持ち歩く必要がない
海外旅行や出張に出発する前に事前にチャージしておけば、海外のATMで現地通貨を引き出すことができます。多額の現金を持ち歩く必要がなくなり、安全性も高くなります。
国際ブランドによって使える海外ATMが異なってきます。
Mastercardブランド: Mastercardマーク、CirrusのあるATM
使い過ぎの心配がない
チャージした範囲内の利用となるので、旅先でついつい使いすぎてしまったといったことがありません。その分旅の途中で資金が尽きないようしっかり予算管理する必要があります。
万一、紛失・盗難しても被害がチャージ額に限定される点も安心です。
海外プリペイドカードのおすすめ
JALグローバルウォレット
発行手数料・年会費: 無料
国際ブランド: MasterCard
チャージできる通貨: 15通貨
日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、スイスフラン、香港ドル、タイバーツ、シンガポールドル、マレーシアリンギット、中国元、台湾ドル、韓国ウォンの15通貨にチャージ可能。
外貨両替手数料もかなりお得です。
JALマイレージバンク機能を備えており、JALマイルが貯まる点は大きな魅力です。国内外のショッピングはもちろん、外貨への両替でも200円につき1マイル貯まります。
「ショッピング+ATMコース」と「ショッピング専用コース」の2種類あり、「ショッピング+ATMコース」の場合は、海外ATMから現地通貨の引き出しが可能です。
住信SBIネット銀行からの口座振替は無料ですが、その他の銀行からのチャージは1件あたり200円(税抜)の手数料が発生しますので、住信SBIネット銀行の口座と組合わせて使用することをおすすめします。
キャッシュパスポートプラチナ
発行手数料・年会費: 12ケ月間ご利用または入金がない場合には13ケ月目より毎月100円の管理料
国際ブランド: MasterCard
チャージできる通貨: 9通貨
日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドル、NZドル、カナダドル、シンガポールドル、香港ドルの9通貨にチャージ可能。
Mastercard加盟店でキャッシュレスで決済できますし、Mastercardコンタクトレス機能によりンタクトレスのマークがある加盟店ではスピーディーな支払いができます。
ATMから現地通貨のお引出しは、世界210以上の国や地域のMastercard対応ATMで引出しができます。
スペアカードが一枚無料でついてくるので、万が一旅行先でカードを紛失したり、盗難にあっても、スペアカードで凌ぐことができます。
予め代理人登録をしておけば、家族による入金も可能となるので子供が海外留学する時に、日本からの送金用に使う事もできます。
マネパカード
発行手数料・年会費: 無料
国際ブランド: MasterCard
チャージできる通貨: 6通貨
日本円・米ドル・ユーロ・英ポンド・豪ドル・香港ドルの6通貨にチャージ可能。
外貨両替手数料は最安レベルです。
本人以外からの振込み入金はできないので、子供が海外留学する時に、日本からの送金用に使う事はできません。
GAICA Flex
発行手数料・年会費: 無料
国際ブランド: VISA
チャージできる通貨: 5通貨
日本円、米ドル、ユーロ、英ポンド、豪ドルの5通貨にチャージ可能。
新生銀行の口座を開設して紐づけることで海外ATM利用手数料が無料になります。その他の銀行と紐づけた場合は、他の海外プリペイドカードと同様に200円かかるので、新生銀行と組合わせて使用することをおすすめします。
ネオマネー
発行手数料・年会費: 無料
国際ブランド: VISA、銀聯
チャージできる通貨: 日本円
海外プリペイドカードの中で唯一、銀聯に対応しています。銀聯は中国で広く普及しているので中国旅行や出張には便利です。
ICチップが搭載されていないので、スキミングされるリスクがあります。
予め代理人登録をしておけば、家族による入金も可能となるので子供が海外留学する時に、日本からの送金用に使う事もできます。
マネーティーグローバル
発行手数料・年会費: 無料
国際ブランド: VISA
チャージできる通貨: 日本円
2018年8月に運営会社がJTBからアプラスに変更になりました。
24H365D対応のコールセンターのサポートを受けられます。
さらに、世界40都市に設置されている海外トラベルデスクでもサポートを受けられますし、観光案内やホテルやレンタカーの予約も行ってもらえます。
外貨両替レート(手数料)が高いので、高額な買物に利用するにはおすすめしません。
予め代理人登録をしておけば、家族による入金も可能となるので子供が海外留学する時に、日本からの送金用に使う事もできます。
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