2019年10月の消費増税開始から2020年6月末までのキャッシュレス決済によるポイント還元策で、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンのコンビニ大手3社は、商品購入額から還元対象の2%分を支払時に即時差し方針を公開しました。
2%即時還元とは?
例えば、クレジットカード、デビットカード、電子マネー、QRコードなどのキャッシュレス決済手段を使って、税込1000円の買物をした場合、2%に相当する20円のポイントが即時充当され、レジでは980円の支払いをするれば良いことになります。つまり、平たく言うと実質的には20円の値引き販売となります。
発生したポイントを即時利用していることになり、後日ポイントが戻ってきてそれを利用するよりも直観的で分かりやすいですね。
どの店舗でも2%還元?
コンビニの店舗は直営店とフランチャイズ店の2つに分かれます。さらにフランチャイズ店は、今回の経産省「キャッシュレス・消費者還元事業」の2%還元の対象となる、中小・小規模事業者なのか、大規模事業者なのかで扱いが変わってきます。
直営店については、本部が2%分のポイント補助分を負担する方針が既に決まっています。
中小・小規模事業者に該当するフランチャイズ店については、国からの2%分のポイント補助分が使用されます。
大規模事業者に該当するフランチャイズ店については、現在検討中とのことです。
検討結果次第では、大規模事業者に該当するフランチャイズ店については、「2%即時還元」とならない可能性もあります。
多くの店舗で、実際には「2%即時還元」になるのでしょうが、普段われわれ消費者はコンビニの店舗形態を意識して利用している訳では無いので、全て同じ仕組みにして欲しいものですね。
他のコンビニやスーパーの動向
今後、同じような方針を打ち出す企業が相次ぐのではないかと言われていて、既に一部のスーパーなどは準備を進めているとの報道もあります。
ミニストップは既に同じ対応を取ることを表明しています。ですので、コンビニ大手4社ということになります。
即時還元の動きが主流となると利用者側からすると分かりやすくて便利ですね。
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